2008年入社。工業高校を卒業後、新潟にあるゼネコンに就職。
15年ほど建設現場の監督業務を中心に経験を積む。事務所やクリニック、ガソリンスタンド、マンションなど様々な建造物を手掛ける。将来的なキャリアの広がりを求め、上京と転職を考えるように。3社ほど面接を受けたなかで、コンストラクションマネージメントジャパンを選ぶ。
地元の新潟で現場監督の仕事をしていましたが、40代・50代になっても手掛ける仕事にあまり変化がないということ、また将来を考えると体力的な面などでも不安が出てきそうということで、転職を考えるようになりました。現場のマネージメント業務や、飲食店の店舗開発の建築担当者など、3社ほど履歴書を送って面接を受け、最初に内定が出たのが当社だったんです。決め手というと、実はそこなんですけどね(笑)。他に魅力として感じた点があるとすれば、やはり工事における立場の違い。単なる現場監理の仕事ではなく、発注者の立場でより大きな裁量を持ち仕事ができるという点が、魅力でした。
コンストラクションマネージャーという仕事自体が、業界の中でも希少ですし、正直なところ入社前は、仕事のイメージも詳細には思い描けていませんでした。ただ、とにかく現場で経験を積む、というスタンスの会社なので。入社後、最初に参加したプロジェクトが中国のプラント建設の案件でした。いきなり海外?と驚きましたが、とにかく挑戦してみようと。当時、うちにいた中国人の社員と一緒に現地に入り、こちらで作った設計の仕様書を中国語に訳したり、現地で設計事務所の選定や入札をしたり。半年ほどは日本と中国を行ったり来たりという感じでしたね。価格交渉や契約条項の確認に始まり、もちろん現場監理も。大きな仕事の流れは日本と変わりませんが、商習慣の違いなど学べる部分は大きかったです。手探りで仕事を進める部分も多かったですが、自身の経験値をいきなりアップできましたね。
海外案件などは特にそうですが、工事を進めるうえで発生するリスクなども、日本では考えられないようなことが起きたりもするわけです。最初の予算組みをより緻密に行ない、現金取引でことを進めていかないと、キャッシュフローが破綻しやすく、工事が止まってしまったりすることもままあったり。こういった事態に直面し、対応し、乗り越え、学ぶ。その繰り返しでやってきたように思います。自分を信じて、任せてくれる会社だからこそ、濃い仕事経験が積めるし、自分自身の市場価値も上げていける。そこが他の会社にはないウチの魅力ではないでしょうか。あとは、顧客と対等なパートナーとして仕事ができる。モノ言える立場で仕事ができるということでしょうか。取引先は世界でも名だたる大会社が多いわけですが、下請けでなく、全幅の信頼を置いて業務を一任してもらえる点は、当社が築いてきた実績あればこそだと思います。
当社は実力主義。手取り足取り教えるような会社ではありませんが、これまでの自分の経験に自信があり、ウデを試してみたいという方にはピッタリだと思います。「時間で仕事をする」というような職種でもなく、自分の手掛けた仕事が大きければ大きいほど、しっかり年収にも跳ね返ってきます。前職に比べると、私も随分と収入はアップしましたが、それだけ大きな仕事を手掛けられているので、納得感がありますね。
本社に出社。
積算業務や顧客との連絡業務を数件。
府中にある現場に移動。
工事の進捗などをチェック。
本社に戻って、残務の処理や電話での対応など。
今日は疲れたので定時で退社。
2012年入社。大学の建築学科を卒業後、製紙メーカーの子会社である建設会社へ就職。10年ほど勤めたのち転職。設計事務所に入り、病院関係や官公庁案件の意匠設計に携わる。ここでも10年以上の経験を積む。しかし、改修案件など規模の小さな案件が多く、より「建物を作っている」という感覚が持てる大規模案件に関わりたい、という気持ちから再度転職活動を開始。コンストラクションマネージメントジャパンに入社する。
転職に際しては、2~3社に履歴書を送りましたが、やはり一番魅力的だったのが当社でした。決め手はやはり案件の規模感です。海外案件なども多そうだし、プロジェクト自体の規模も大きなものがたくさんありそう。それに、プラントなど自分自身の知識が活かせそうな案件が多いことも魅力でしたね。年齢も40代初めの頃だったので、収入面も重要なところでしたが、前職に比べてアップしそうだったので、こちらに応募を決めました。面接は当時の設計担当の方がしてくれて、きちんと自分の前歴を見て頂いたのですんなり内定もいただけました。面接で社長に会ったのは一瞬でしたね。「お酒飲める?」とかそのぐらいしか聞かれなかったように思います(笑)。
最初は先輩の案件にヘルプで入るような形で仕事がスタートしたと思います。最初に入った会社で、メーカーの工場などの設計をしていたので、仕事自体は最初からすんなりとこなすことができました。ただ、やはりこれまでと比べると案件の規模も大きいため、入社早々に結構残業して手伝ったり、なんてこともありましたね。いきなりハードだな、とは思いましたが(笑)。ただ、一方で入社年次などは関係なく、経験を評価して任せてくれる会社なんだという印象も大きかったです。意匠設計や現場監理など、それぞれの分野で豊富な経験を持っているプロ集団なので、入社したばかりだから、といった遠慮がないんでしょうね。そういう意味では、入社早々に即戦力として力を発揮できたのではないかと思います。前職では、改修など規模が小さめの案件が多かったので、いきなりスケールの大きなプロジェクトに関われたのは嬉しかったですし、自分の希望通りの転職ができたと思いますね。
現在は3つほどの案件を平行して進めることが多いです。プロジェクトの規模もバラエティがありますね。20~30枚程度の設計図面で終わるものもあれば、数百枚の図面を描く必要があるものまでさまざまです。顧客や、当社の企画担当者と一緒になり、相手のもやもやとした要望を我々がプランニングしていきます。もちろん、工期やコストも考慮しないといけません。何か詳細な仕様が来て、図面を起こすだけというような仕事とは全く違いますね。顧客とダイレクトにやり取りができるという点も、前職とは異なる魅力です。
前職では官公庁などが相手の仕事が多く、やはりどこまで行っても下請けで、顧客の要望を直接聞いたり、反応を見たりといったことはありませんでしたから。今は、自分が設計を手掛けた案件の建設現場へも月に数度は出かけて、工事の進捗確認など、現場監理的な仕事もします。ベトナムなど、海外に出かけることもあります。図面を量産するだけといった仕事とは全く違うし、充実感も大きいですよね。
当社の顧客から寄せられる要望は、単に図面を起こして欲しいというものではありません。例えば、お客様が漠然と「工場を増築したいけど、法的にOKなのか、コストや納期がどのくらいかかるのか見当がつかないんだよね」といった相談が寄せられたり。とりあえずイメージだけ送っていただいて、そこから見積りを作っていったりもします。「こんな相談ができるの、御社以外に思いつかないんですよ」とか、そういった言葉をいただくことも多く、「頼られる実感が欲しい」とか「対等に仕事がしたい」といった方に向いていると思います。
本社に出社。
抱えている案件の設計を進める。
顧客から依頼のあった見積りへ対応。
後輩のサポートなど。
翌日は北九州の現場で進捗管理なので前乗りで出発。
現地へ到着。ホテルへ移動。
明日の準備などして終了。